珪藻土体験イベント2026を開催しました|自然素材の魅力を体感
今回は6月7日(土)に開催した「珪藻土体験イベント」の様子をご紹介いたします。
リソーケンセツでは、埼玉県で自然素材を使った注文住宅を建てる工務店として、住まいの快適性や健康への配慮を大切にした家づくりを行っています。
このイベントは、弊社の家づくりに欠かせない自然素材「珪藻土」の魅力を、実際に見て・触れて・体感していただくために毎年開催している人気イベントです。
梅雨時期のジメジメや冬の乾燥など、住まいの快適性に大きく関わる珪藻土。
私たちがなぜ創業以来こだわり続けているのかを、楽しみながら知っていただける機会として、多くのOB様・ご家族様にご参加いただきました。

今年もたくさんの方にお越しいただくことができました。
午前の部|パネル作りと壁塗り体験
まずは毎年大人気の珪藻土パネル作りからスタートです。


パネルの木枠は、実際の家づくりで生まれた無垢材の端材を活用し、自社大工が一つひとつ手作業で製作しています。
装飾用のタイルも10種類以上ご用意し、世界に一つだけのオリジナル作品づくりを楽しんでいただきました。

パネルに使う珪藻土の色は自然素材の顔料を使用し「素材そのままの白・ピンク・水色・黄色」の4色からお選びいただきました。

2色や3色を使って仕上げるご家族も。色とりどりのパネルが並び会場が一気に華やかになりました。


コテを使って塗る作業には皆さん苦戦されていましたが、実際に体験することで、普段何気なく見ている塗り壁が職人の高い技術によって仕上げられていることを実感していただけました。
希望の方には補助で左官職人さんが仕上げてくださいました。
今回ご協力いただいた左官職人さんは、日頃からリソーケンセツの「無添加無垢の家」の塗り壁施工を担当してくださっている熟練の職人です。
なかなか見ることのできない職人の技を間近で見られる機会ということもあり、多くの方が熱心に見学されていました。
珪藻土を塗ったあとは手形やタイル、名前、日付などを加えていきます。
仕上げに「リソーの葉っぱマークの焼き印」を押していただきました。
個性豊かでとても素敵な作品が仕上がりました!
続いて行った壁塗り体験では、左官職人によるお手本を見ながら、大人から子どもまで希望された方全員に挑戦していただきました。


実際にコテを手にしてみると、思った以上に難しく感じられた方も多かったようです。
家づくりは設計や性能だけでなく、それを形にする職人の技術によって大きく左右されます。
リソーケンセツでは長年信頼関係を築いてきた職人たちと協力しながら、一棟一棟丁寧な家づくりを行っています。
昼食タイム|珪藻土の七輪で調理
お昼には、焼きそば、フランクフルト、トウモロコシをご用意しました。

特に好評だったのが珪藻土製の七輪で行うデザートの焼きマシュマロです。


串に刺したマシュマロを持って七輪を囲む調理体験は、お子さまたちだけでなく大人の方にも大人気でした。
午後の部|珪藻土の特性と実験・メンテナンス講習

午後は、実際にリソーケンセツの住まいで使用している珪藻土の性能について学ぶ講習会を行いました。
珪藻土は見た目の美しさだけでなく、調湿性・消臭性・難燃性といった住まいの快適性や安全性に関わるさまざまな特長を持っています。
今回は実験を通じて、その違いを目で見て体感していただきました。
珪藻土実験
【調湿性】
① 珪藻土の原石に霧吹きで水をかけると、瞬時に水分を吸い込み、すばやく乾いていく様子をご覧いただきました。

これは、珪藻土に無数の微細な孔があり、水分を素早く吸着する性質によるものです。
珪藻土は吸収した水分をゆっくりと放出するため、室内の湿度を自然に整える働きがあります。 乾燥しやすい冬場も、快適な室内環境づくりに役立ちます。
② 珪藻土の調湿性がクロスの壁と比べてどれほど違うのかを視覚的に分かりやすく体験いただきました。
用意したのは、内部をそれぞれ珪藻土で囲んだ箱と一般的なクロスで囲んだ箱の2種類。
(写真は過去に弊社事務所で行った時のものです。右のガラスが曇っている方がクロス、左側が珪藻土で囲んだ箱です)
両方の箱の中に、同じ温度の熱湯を入れたガラス瓶を入れ、その直後から湿度計の数値の変化とガラスの曇り具合を観察していただきました。
- クロスの箱は湿度が急上昇し、ガラスが白く曇る
- 珪藻土の箱は湿度の上昇が緩やかで曇りも最小限
- 珪藻土が湿気を吸収し、室内環境を整えていることが確認できる
「見た目でこれほど違うんですね」と驚かれていました。
【消臭性】
こちらは珪藻土が空気中のにおい成分をどれだけ吸着できるかの実験です。
強いにおいを放つアンモニア水を数名の方に嗅いでいただき「ツンとする匂いがする」ことを確認。
そして珪藻土でできた筒にアンモニアを垂らし、しばらくして再度匂いを確認していただくと「全然匂いがしない」と驚きの声をいただきました。
これは珪藻土が空気中のにおい成分(分子)を取り込んで、物理的に吸着してしまうためです。
においを香りでごまかすのではなく、空気中から取り除いているのが大きなポイントです。
トイレや玄関、ペットのいるお部屋等、においが気になる場所に珪藻土を使うことで、自然素材ならではのやさしい消臭効果を実感できることがこの実験でお伝えできたかと思います。
【難燃性】
樹脂入りの珪藻土と、弊社が使用する自然素材である漆喰を混ぜた珪藻土にバーナーで火を当て、煙や炎の出方を比較しました。
樹脂を含む塗り壁材は、加熱すると炎や煙が発生する様子が確認できました。
一方、弊社で使用している自然素材の珪藻土は、七輪にも使われる素材であることから分かるように、燃えにくい特性があります。
実験を通して、材料の違いによって燃え方や煙の発生状況に差があることをご覧いただきました。 自然素材を活かした珪藻土は、燃えにくさという点でも優れた特長を持っています。
安価な合成樹脂で固めた珪藻土は珪藻土の性能を発揮する無数の穴を塞いでしまい、調湿効果や消臭効果などの性能も著しく低下してしまいます。
住まいのメンテナンス講習
家は建てて終わりではありません。
長く快適に暮らしていただくためには、日頃のお手入れや適切なメンテナンスも大切です。
そこで午後の後半では、左官職人さんや材木店さん、水道業者さんにもご協力いただき、ご家庭で役立つ住まいのメンテナンス講習を行いました。
参加された皆さまからは、
「知らなかったお手入れ方法を学べた」「すぐに家で試してみたい」というお声もいただきました。
塗り壁の補修方法(左官職人さん)
「珪藻土の壁にちょっとしたキズや黒ずみができた時はどうしたらいい?」という疑問に対し、細かいヤスリで表面を優しくこする実演が行われました。
※スポンジの1000番のヤスリが柔らかく、目が細かくておすすめです。
実際によくある傷や汚れの再現も、ヤスリであっという間に馴染みます。
他にも、うっすらとした手垢等が気になる部分は湿らせたハケで優しく払い、物が擦れた時にできる筋のような汚れは消しゴムで軽くこすると元の白さがよみがえります。

無垢床の補修方法(材木店さん)
無垢床のへこみ傷には濡らしたティッシュを数分置くといった、簡単なケア方法をご紹介いたしました。
弊社のリフォーム担当のスタッフから、ご家族でできる無垢床のメンテナンス方法として汚れが気になった時の「ウォッシュ&ケアー」、汚れを取り除きつつ撥水性もよみがえる「ワックス&クリーナー」ついても再度ご説明いたしました。
日々の水まわりのお手入れ(水道業者さん)
普段のお掃除した方が良いところのご説明や、排水口やトラップ部分のにおい対策・詰まり予防についても実物を見ていただきながら解説いたしました。
参加いただいた方には「無添加無垢の家 メンテナンスブック」をお配りしておりますので、ぜひこちらもご覧ください。
定期点検について
住まいは完成した時がゴールではなく、そこから暮らしが始まります。
リソーケンセツでは、お引渡し後20年間の無償定期点検を実施し、お客様が安心して暮らせる住まいをサポートしております。
定期的に住まいの状態を確認することで、小さな不具合の早期発見や予防につながります。
定期点検では建物の状態確認だけでなく、住まいのお困りごとやメンテナンス方法のご相談も承っています。
お土産もご用意しました
最後には、農家のOB様2組にご協力いただき、
・採れたてのトマト
・農園で育てたキウイで作った果肉入り手作りジャム
をお渡ししました。
さらに珪藻土製のコースターをお付けしています。
トマトは埼玉県さいたま市のOB様、「ももや」様が作られています。
キウイジャムは埼玉県春日部市のOB様、佐藤農園の佐藤様が作られたものです。
終了後のアンケートには「お土産を食べるのが本当に楽しみです!」と喜びの声をいただきました。
最後に
今回のイベントでは、珪藻土という自然素材の魅力だけでなく、それを支える職人の技術や、住まいを長持ちさせるためのメンテナンス方法についても体験していただきました。
久しぶりにお会いできたOB様ご家族との交流や、お子さまたちの楽しそうな笑顔に、スタッフ一同たくさんの元気をいただきました。
リソーケンセツでは、お引渡し後も定期点検やイベントを通じて、お客様とのつながりを大切にしています。
これから家づくりをお考えの方にも、「建てた後も安心して相談できる会社」であることを感じていただけましたら幸いです。
ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。 今後も皆さまに楽しんでいただけるイベントを企画してまいりますので、ぜひご参加ください。
当日の様子は動画でもご紹介しております。
