ウォールナット 無垢の天板でテーブル製作!

2020/07/10(金) すべて匠の技

 こんにちは。

営業設計部の長谷川です。

梅雨前線が停滞して、日本各地で豪雨による災害が起きていますね。

被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

  

 

 

この度、新しく打合せ用のテーブルを製作する事になりましたのでご紹介します。

弊社の大工さんたちは、テーブルを作らせても上手に作るんですよ!

 

使用する材は、こちら・・「ウォールナット」!

「ウォールナット」は、深い暗褐色の美しい木目は世界的に評価が高く、高級材の代名詞となっています。

現在は、主に北米産のブラック・ウォールナットが「ウォールナット」と呼ばれています。

和名でクルミと呼ばれるこの材は、その美しさや品質の良さから、古くから家具など様々な用途で用いられてきました。

ウォールナットの一枚板

  

 まず、表面を綺麗に削ります。

ウォールナットの表面を削る

 

 

一言で「表面を削る」と言っても、地道な作業が延々と続きます。

ウォールナットの表面を削る

 

だいぶ表面がきれいになりました。

ウォールナットの表面が綺麗に

 

勿体ないですが、今回はデザイン上「ミミ」の部分を切り落として、2枚を貼り合わせていきますよ。

ミミの部分を切り落とし

 

2枚の材を接合する部分に「千切り」(チギリ)と呼ばれる、蝶が羽を広げたようなカタチの材が入ります。

「千切り」は、二つの部材を連結するための成形した部材を嵌め込むことの総称を指すそうです。

「契り」(ちぎり)加工とも呼ばれています。

なんか良い響きですね・・

千切り

 

接続完了です!キレイに天板が仕上がりました。

ちなみに今回施した「千切り」加工が良いアクセントになっています。

材料は、こちらも珍しい黒檀です。

天板の完成

 

 

これで終わりではないんです!

今回は、テーブルの脚もアイアン調で製作してみようと思います。

 

きちんと角度を出してカットしています。

テーブルの脚の作成

 

直角ももちろん大事です!

直角に接着

 

「バチバチッ、バチバチッ~」溶接で留めていきます。

テーブルの脚の溶接

 

  塗装を施すと・・なかなかいいじゃないですか~!

 テーブルの脚の塗装

 

天板にセットしてみますよ。

位置決めをして、取り付けていきます。

天板の脚の取り付け

 

 最後に、オスモカラーの「クリア」を塗って仕上げていきます。 

オスモカラーで仕上げ

 

いい色に仕上がってきましたね。

冒頭でも触れましたが、深い暗褐色の美しい木目は「ウォールナット」の醍醐味です。

ウォールナットの造作テーブル

 

数日して塗装が完全に乾くと、更に褐色が進んだような・・

より一層 美しく仕上がっておりました。

 褐色が進んだ天板

 

さてこのテーブル・・

改装工事中の「ピュアアニバーサリー栄町展示場」に設けられる新しい打合せルームで使用する予定です。

新しいテイストの展示場をご提案できるように、現在急ピッチで作業が進んでおります。

 リニューアルの詳細については、また別の機会にご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

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