延床31坪、土間のある平屋。木質感を活かす和モダン空間【間取り掲載】
千葉県野田市 注文住宅|パッシブデザイン設計+エコ通気の家
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農業を営まれているお施主様のこだわりが詰まった平屋住宅です。
玄関土間は6帖とたっぷりの広さを確保したお客様のおもてなしスペース。ふらっと立ち寄ったお友達も気兼ねなくくつろげるような空間となりました。
玄関のとなりにLDKを配置し、引き戸を開ければ土間から1つの空間として繋がります。
寒い時期には土間にある薪ストーブを囲んで団欒の時間を愉しめます。
上部は吹き抜けになっており、家全体に暖かい空気が循環するため冬は薪ストーブ1台で快適に過ごすことができます。
回遊できるアイランドキッチンを採用。キッチンはお施主様ご夫婦がそろって立つことも想定され、作業をしていても余裕で後ろを通れる広さを確保しています。
キッチン背面の右側の引き戸は洗面室に、左側の扉はパントリーへと繋がり、毎日行う家事をより効率よくしてくれます。
15帖のLDKには大開口のサッシを設け、南側から明るい光が差し込みます。
採光や風通しに優れるスケルトン階段を採用。圧迫感を感じさせないスケルトン階段はデザイン性にも優れ、無垢の木目と漆喰珪藻土塗り壁の優しい白に調和しています。
吹き抜け側に障子の室内窓を設け、室内の奥まで光を届けます。
農家さんのお施主様こだわりの広々とした洗面室です。
勝手口設けることで外へ楽にアクセスができ、様々なものを置けるよう汚れの目立たないタイルを採用しました。
階段で上がれる広々としたロフトスペース。
奥には引き戸で仕切れる、ご主人の書斎として使われる予定の6帖の部屋がございます。
吹き抜けによって空気が循環し、夏も温度が上がりにくくなっております。
低重心で佇まいに落ち着きのあるシンメトリーの美しい外観です。
深い軒は夏の強い日差しを遮蔽し、室内の温度上昇を抑えます。冬は太陽の高度が低いため、温かな光を室内まで取り入れることができるパッシブデザインです。
奥行のある軒下は収穫した野菜の選別など作業スペースとして使われるそうです。
造作手洗いの洗面ボウルとして使用されている鉢は、陶芸が趣味の奥様が手作りされたもの。
木部の樹種や蛇口は数年後に経年変化した後の色も見越して陶器の色と馴染むものを選ばれました。
こちらの造作手洗いの製作風景を動画でご紹介しております。