延床38坪、古民家カフェテイストの音楽室を設けた自然素材を満喫できる家

内装は真壁造りを採用し、現しの柱や梁、杉の無垢床は自然塗料のこげ茶色で塗装。

壁は漆喰珪藻土塗り壁、天井は越前和紙と自然素材や優しい雰囲気を醸しだします。

「古民家風」の家に住みたいと考えていたお施主様の希望を叶える空間デザインです。

「古民家カフェ」をイメージしたキッチンカウンター。

ここでお茶を飲みながら、ひと息つく時間が奥様の癒しの時間だそう。

吹き抜けで空間がつながるため、ほんわりとした温もりが住まい全体に行き渡り真冬でも暖かく過ごせます。

自然塗料で塗装したこげ茶色の無垢材、薪ストーブ周りの大谷石、アイアンの黒が調和した和空間です。

吹き抜けの高い天井が高級感を演出します。

吹き抜けに設けた窓から自然の光が各階に届くパッシブデザインです。

2階は吹き抜けに面して廊下を設けました。

ホールは室内干しスペースとしても活用でき、漆喰珪藻土の調湿作用で洗濯物がよく乾きます。

キッチンと直線上に配置した洗面室。

実験シンクを使った造作洗面台はカウンターを広くとり機能的なデザインに仕上げました。

手洗いボウルや水栓にもこだわった造作の手洗い場を設けたトイレです。

二重サッシと2倍厚の床で外への音漏れに配慮した音楽室です。

プロの音楽家であるお施主様に「音の響きが良く大満足です」と喜びの声をいただきました。

音楽室には楽器と大量のCDなどもスッキリと収納できます。

天井にアクセントのこげ茶をあしらい、落ち着いた雰囲気の土間玄関。

リビングにつながる格子戸は高さと幅を通常より大きく、住まいの顔に相応しい設えに。

両側に道路がある変形地。

切妻屋根は1階と2階とで向きを変え、庭に面した玄関前の軒下空間が古民家の風情を生み出しています。

夏の直射日光を遮り、室内の温度上昇を防ぐ玄関前の軒下空間。