おがくずは東武動物公園で動物達のベッドに!【資源の有効活用・SDGsの取組み紹介】
弊社では家づくりを通じて、そこに住む人だけではなく、環境にも優しい家づくりを目指し、日々実践しております。
今回は弊社のSDGsの取組みの一つである、『資源の有効活用』についてご紹介いたします。
弊社の『無添加無垢の家』では、接着材等の化学物質を使用している集成材や合板(ベニヤ)を避け、無垢の木材を使用しております。
構造体は耐久性と強度を兼ね備えた紀州和歌山産の高樹齢(60~120年物)骨太構造材です。
また、造作家具等の木材の加工は自社大工が行っております。
こちらも木の美しい風合いそのままの無垢材を使用します。
無垢材とは天然木の丸太から切り出したもので、接着剤等は使われておりません。
弊社の家づくりで使用している上質な木材から出たおがくず・端材は、様々なところで活用されております。
おがくずは東武動物公園に提供、動物たちのふかふかのベッドに
東武動物公園は埼玉県南埼玉郡宮代町と白岡市にある遊園地と動物園を併設した、地元民から愛されているレジャーランドです。
北春日部にある弊社からは車で20分ほどの距離にございます。
こちらの動物園に弊社の家づくりの過程で出たおがくずを提供しております。
おがくずは主に馬やポニー、モルモットの寝床(敷料)として使用されています。
吸水性、クッション性、保温性、消臭効果のある天然素材のおがくずは、特に馬達の健康と安全を守るために欠かすことができないものだそう。
バックヤードの馬の寝床にはおがくずがふかふかに敷かれています。
快適に過ごせるように毎日の掃除・管理が必要なため、敷料はいくらあっても困らないとのことでした。
移動動物園用の箱にも蹄を守るためにおがくずが敷き詰められていました。
この箱は世界一小さい品種の馬、ファラベラのこむぎちゃんが入る用だそうです。
ちょうど取材に行った時には、こむぎちゃんの背中におがくずが付いてました。
また、使用後のおがくずは様々な動物達のフンやワラと一緒に発酵させて堆肥を作っているそう。
園内の四季を通して多様な花々を楽しめる「ハートフルガーデン」の肥料として再利用されています。
東武動物公園にお出かけの際には、ぜひおがくずにも注目してみてください。
木の端材は薪ストーブの焚き付けや、DIYを楽しむ地域の方へ
もちろん家造りの際に出る無垢の端材も有効活用。
薪ストーブを入れられている弊社のOB様に焚き付けとしてお渡ししております。
天然素材のため燃やしても安心です。
集成材等の接着剤の含まれる端材は有毒ガスや煙が発生する恐れがあるため、薪ストーブには使用することができません。
建築現場によっては近隣の方にお持ちいただくことも。
また、地元春日部市のイベントに参加する際には、DIY等で使っていただけるよう無料で配布しております。
※端材の配布はイベント時のみで、通常は承っておりません。
木の良い香りがすると喜んでいただいております。
地元春日部市のSDGsイベント出展予定
来月の3月16日(土)に開催される『かすかべSDGsフォーラム2024』に出展し、木の端材の配布を行います。
SDGsに対する理解を深めていくため、SDGsを楽しく学び・体験できるイベントです。
再生可能な循環資源である木材に親しみを持っていただく目的で、幅広い年齢層の方々に楽しんでいただけるカンナ削り体験も行います。
ぜひお気軽にお立ち寄りください。
イベント名:かすかべSDGsフォーラム2024
日時 :2024年3月16日(土) 10:00~16:00
場所 :春日部市役所、ララガーデン春日部
【かすかべSDGsフォーラム2024出展】親子でかんな削り体験 詳細