「無添加無垢の家の暖かさ」薪ストーブ体感イベント2024 開催報告
こんにちは!
昨日、埼玉県春日部市の展示場「ピュアフォレスト」にて薪ストーブイベントを開催いたしました。
こちらがピュアフォレスト展示場です。
薪ストーブの暖かさ体感会は弊社の毎年恒例イベントで、コロナ禍のため中断しておりましたが、今年は4年ぶりに行うことができました!
家造りを検討中の方とOB様が一緒に参加され、薪ストーブを囲んで和やかに交流できる機会にもなっております。
では早速、当日にお客様からいただいたQ&Aも含めてイベントの様子をご紹介していきます!
まずは薪ストーブを取り扱っている株式会社メトスの担当者の方から、火の起こし方のコツや日頃の注意点等の説明を伺いました。
専門家の方に直接お話しを伺う機会はなかなかないため、質問コーナーでは参加者の方からたくさんのご質問をいただきました。
いただいた質問の一部をご紹介いたします。
Q. 煙突掃除の頻度はどれくらいですか?
A. メーカーでは1年に1回と案内しておりますが、それぞれのご家庭での使用頻度や使い方によります。
弊社で扱っているような乾燥した薪(OB様限定の販売)を使っていただければ3~5年の頻度で問題ありません。
※乾燥不足の薪を使うと不完全燃焼が起き、ザラメのようなすすが煙突に付いて詰まらせる原因となるため注意してください。
初めの1〜2シーズン使用後に点検をおすすめしており、その際に技術者がお客様の使い方を見て、次の煙突掃除の目安時期をご案内しております。
Q. 大きな地震が来ても大丈夫ですか?火災が発生することはありますか?
A. 建物が倒壊するような揺れでなければ、基本的には火災が発生することはありません。
揺れが発生した際はまずご自身の安全を確保していただき、慌てて火を消さなくて大丈夫です。
薪ストーブのドアを開けることで火の粉がこぼれたり、火を消そうと水をかける等の急激な温度変化は本体やガラスが割れる危険があります。
揺れが収まってから空気を調整するレバーを閉めて火を消してください。
本体や煙突などが揺れでずれる場合があるため、大きな地震の後には点検案内のDMをお送りしています。
また、薪ストーブを検討中の方から、実際に薪ストーブを入れられているOB様にもご質問されている場面もございました。
Q. 子供がいる家庭は、薪ストーブの安全対策はどうしてますか?
(OB様)A. うちは子供達(小学生と5才)が毎日薪ストーブの前を取り合いしているくらいで、特にガードの柵などは設置していません。
昨年に赤ちゃんが生まれたので今年はゲートを購入すると思いますが、子供達はある程度大きくなっていれば触ったり近付き過ぎると危ないことは理解していました。
Q. 共働きの場合はいつ薪ストーブを使ってますか?
(OB様)A. 前日の夜に空気の量を調整して弱くしておいて、朝まで火がもつようにしています。
それで朝になったら薪を足して暖かくして、火を消さずに給気を全開にしてそのまま仕事に出かけています。
薪ストーブのドアが閉まっていれば火事になることはないので、安全面は問題ないです。
夜に帰ってくると火は消えているか、ほんの少し残っているのでそこからまた焚き付けから始めて火を付けます。
ただ、薪ストーブを付けるのは多少時間がかかるので(慣れれば5分程度)、忙しい時は無理しないでストーブやエコアン等を付けた方が良いと思います。
使っていくと慣れて自分で加減が分かってきました。
私の家にエアコンは1台ついてますが、冬は薪ストーブ1台で充分暖かく過ごせてます!
また、間取りを検討する時に「外の薪の保管場所をどこにするかも重要だと思いますよ!」とOB様からのアドバイスも。
イベント会場のピュアフォレスト展示場も、リビングにすぐに運ぶことができるウッドデッキに薪置き場を設置しております。
この薪置き場は薪を乾燥させる役割もあります。
薪ストーブの大きさや地域、家の大きさによって異なりますが、1日で8時間程度使用する場合は平均1束(約8kg)の薪が必要です。
外の保管場所から薪ストーブを運ぶ動線は短い方が効率良く過ごせるため、OB様のおっしゃる通り保管場所の配置は重要なポイントです。
薪ストーブの上ではお昼用のサツマイモを温めていたため、焼き芋の作り方についても話題になりました。
※薪ストーブの機種によっては上が熱くならないものがございます。
焼き芋の作り方は、濡らしたキッチンペーパーでサツマイモを包み、さらにアルミホイルで包んで加熱していきます。
弱火にした薪ストーブの中で調理する場合は短時間でホクホクに(熾火でじっくりならしっとりに)、上に置くと時間はかかりますがしっとりとした焼き芋ができあがります。
とても手軽にできるので「毎年楽しんでいます」というOB様も。
また、上にやかんを置けばお湯を沸かすことができるので
「夜に沸かしたお湯を魔法瓶等の保温容器に入れておけば、朝にあったかいお湯をすぐ使えるので便利です」と普段の活用方法をお話ししてくださるOB様もいらっしゃいました。
次は外に出て薪割り体験です。
スタッフからの注意事項と、日頃から薪割りをされているOB様からコツと実演をしていただきました。
一撃で丸太が真っ二つに!さすがです。
薪割りの注意点は、斧がはじかれた時に足に当たって怪我をしないように足を肩幅に開くことと、腕の力より振り下ろす斧の重さで割ること。
安全靴やゴーグルで保護することをおすすめします。
薪は割られた状態でホームセンターや弊社のOB様向けの販売で購入することができるため、薪ストーブを入れられていても薪割りをしたのことのないお客様は多くいらっしゃいます。
体験希望の方を募り、挑戦していただきました。
初めての体験で同じ場所に斧を落とすのは難しく、皆さん苦戦されていましたが、丸太が割れると自然と拍手が起きていました。
慣れてしまえば意外と力を入れなくても割ることができます。
弊社のOB様の中には「割れた瞬間の爽快感が気持ち良くて」と奥様が積極的に薪割りをされている方もいらっしゃり、薪ストーブの楽しみのひとつになっているそうです。
外で体を動かした後は、楽しいピザ作りです!
発酵時間もめん棒もいらず、丈夫なビニール袋があれば手軽に作れる生地のため、お子様も一緒に楽しめます。
ブログの最後にレシピもご紹介いたします。
皆さんとてもきれいにトッピングをされていました。
順番に薪ストーブで焼いていきます。
このように和気あいあいとした時間を家族で共有しながら楽しく調理ができるのも薪ストーブの魅力ですね!
生地はパリっと、とろけたチーズの美味しいピザが出来上がりです。
スモークチップで作る燻製も大好評でした。
大人の方からはもうスモークの香りだけで「ビールください!笑」という声がいくつもあがっていました。
こちらも薪ストーブで手軽に作れる料理です。
お腹がいっぱいになった後は、家づくりを検討中の方からOB様に向けての質問コーナータイム。
「住みごこちってどうですか?冬は暖かくて、夏は涼しいって本当ですか?」
「薪ストーブと電気代どちらがかかりますか?」
「今でも木の香りはしますか?」
様々な質問をくださるお客様へ、大変有難いことにOB様が口々にお答えしてくださいました。
「実家に行ったりするとやっぱりうちは冬は暖かくて、夏は涼しいなって思います。比較すると違いますね」「うちは冷暖房はエアコン1台だけで充分。心地よく過ごしてます。」「無垢の床も気持ち良いですよね。」
「うちと同じくらいの大きさのオール電化の家を、別の建築会社で建てた友人と1カ月の電気代を比べてみたんです。うちは暖房が薪ストーブ1台で充分だったのもあって、電気代は圧倒的にうちの方が安かったですね」
「友達が来るとみんな木の香りがするって言いますね。自分が旅行から帰って来たときも思います」「築20年以上経ってるリソーさんの展示場も入ると木の匂いしますよね」
私達ではご案内できないOB様の日常の様子や生の声をたくさんお話しいただき、スタッフも聞き入ってしまうほどでした。
多大なご協力をいただき、頭が下がる思いです。
最後に記念撮影を行いました!
参加いただいた皆様、ありがとうございました。
楽しんでいただけましたでしょうか?
スタッフもお客様の様々なお話しをゆっくりと伺うことができ、楽しい時間をいただきました。
家づくりのこと、またお住まいのことでご不明点がございましたらお気軽にお問い合わせください。
最後にピザ生地のレシピを載せておきます。
■ 薪ストーブで焼けるピザ生地レシピ
【ピザ生地(3枚分)】
強力粉 200g
薄力粉 50g
砂糖 20g
塩 3g
ドライイースト 5g
水 140g
オリーブオイル 20g
丸く切ったクッキングシート(直径25㎝位)・・・3枚
1. 丈夫なビニール袋に材料全て入れて袋の外から手でこねます。
2. 生地がまとまってきたら三等分し、皿の上にクッキングシートを敷いて生地をのせ、その上にラップをかけて手で伸ばします。
3. ラップをはずし、ソースやトッピング、チーズをのせていきます。
4. 熾火の状態の薪ストーブで焼きます。(オーブントースターでも作れます。)
5. ピザ生地がキツネ色になり、チーズがとろけてきたらできあがりです。 火力などによりますが、3~7分程度です。
※薪ストーブで焼く時のポイント
具が焼ける前に生地が焦げてしまう場合があるため、具はまんべんなく薄くのせてください。