漆喰珪藻土と健康空間
室内の空気をきれいにする自然素材の壁
壁の塗り壁は自然素材の漆喰珪藻土を採用。 珪藻土とは植物性プランクトンの化石化した土のことです。 リソーケンセツで使用しているものは、漆喰の原料である石灰で珪藻土を固めています。 石灰はカビ・菌に対する抵抗性が強く、シックハウスの元凶とも言われる「ホルムアルデヒド」の分解も行います。 珪藻土には木炭の2,000倍といわれる1ミクロンにも満たない小さな穴が無数にある多孔質素材で、この穴が空気中の水分を吸着・放出するため、調湿や消臭、断熱等様々な効果がございます。 |
※弊社で使用している珪藻土はすべて国産、アスベストの心配はございません。
合成樹脂で固めた珪藻土の拡大写真です。 安価な合成樹脂で固めた珪藻土は、珪藻土の性能を発揮する無数の穴を塞いでしまい、調湿効果や消臭効果などの性能が著しく低下します。 |
弊社で使用している漆喰珪藻土の拡大写真です。 自然素材である漆喰の原料となる「石灰」で固めています。石灰で固めた珪藻土は吸着力が低下しません。 |
漆喰珪藻土の快適性能
< 調湿・吸放湿 >
珪藻土の穴が湿気を吸収・放出することで、部屋の湿度を40%~60%に保ちます。
表の通り、カビやダニは湿度70%以上で急増、バクテリア・ウイルスは湿度30%以下で繁殖します。
湿度40%~60%の環境ではカビ・ダニ・各種病原菌の繁殖が抑制されるため、一年を通じて快適で健康に過ごすことができます。
< ホルムアルデヒド 吸着・分解>
シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・分解します。
空気中で水蒸気と結合したホルムアルデヒドが、珪藻土の調湿作用により穴に吸着、石灰に含まれるアルカリによって分解される仕組みです。
< 断熱性能 >
珪藻土が持つミクロンサイズの空気層は、熱伝導率が低いという特性を持っています。
室内外気熱を遮断し、室内で使用する「冷暖房熱」の流出を抑えます。
< 環境性能 >
温暖化対策として二酸化炭素(CO2)の削減は世界中で叫ばれています。
漆喰珪藻土を採用することで、家一軒分の壁と天井(約300㎡)の塗り壁で「50年生育された杉の木26本分」相当の二酸化炭素を吸収してくれます。
また、石灰は二酸化炭素を吸収することで固まる性質があり、年月が経つごとに強度を増していきます。
< 不燃 >
塗り壁材の主原料である珪藻土は、焼き物の調理などに使う七輪と同じ素材です。
不燃で遮熱性が高く、万が一火災が起きても自然素材なので有毒ガスは発生しません。
< 消臭 >
トイレ臭・体臭・ペット臭・タバコ臭といった、お家の中で発生する悪臭の原因物質(アンモニア・硫化水素・アセトアルデヒド)を吸着します。
住んでいる人には気付きにくい生活臭もなくなり、爽やかな空気の中で暮らせます。